大学院生が中性子星に関する研究発表をおこないました。

ほ座のベラ・パルサー。この中心に中性子星が存在する。
(https://ja.wikipedia.org パブリック・ドメイン)

北林研究室の博士課程3年生、野呂凱人さんが京都大学で開催された「~中性子星の観測と理論~研究活性化ワークショップ2023」で研究発表を行いました。中性子星はブラックホールの次に強い重力を持っている天体で、主に中性子でできています.野呂さんは中性子がクォークとよばれている素粒子の塊であることに着目し、中性子星の内部の状態を理論的に調査しました。その結果,中性子星が安定して存在するための条件の1つを、これまでにないミクロなレベルの研究によって得ることに成功しました。中性子星は強重力天体のため、この研究には素粒子理論だけでなく、アインシュタインの一般相対性理論も使われました。

中性子星にはまだまだ謎がいっぱいあります。野呂さんは「ハイペロンパズル」とよばれている難問にも意欲的に取り組んでいます。野呂さんの今後のご活躍が楽しみです。

付属相模中学校、研究室訪問

2023年9月12日に付属相模中学校の生徒さんが河内研究室(宇宙物理)を訪問してくださいました。この訪問は中学生たちに実際の学問・研究の場である大学を見学してもらうことを目的としたもので、大学と附属中学校の連携を深める一環として実施されました。

研究紹介以外に、学生たちとの交流の時間が設けられ、研究や勉学に対する疑問や興味を自由に話すことができました。

付属高輪台高校1年生、キャンパス見学会

5月11日、付属高輪台高校1年生のみなさんが、我々理学部物理学科と化学科を見学されました。河内先生と佐々木先生、そして大学院生2名が、学科の特色や専門実験科目、現在進行中の最先端の研究を紹介しました。今回の見学会を通じて、生徒の皆さんが理学部、特に物理学科と化学科の楽しさや奥深さを感じ取ってくれたら幸いです。この一日が、みなさんの進学と未来の夢への一歩となることを願っています。

今月の一枚:快晴!

今月の一枚は芝生広場から。桜の花も散り、新緑が際立っています。この日は新入生研修会でした。前日は雨模様でしたが当日は快晴で、教員一同ホッと胸をなで下ろしました。

新入生研修会を行いました。

4月8日に新入生向けの研修会としてキャンパスウォークラリーを開催しました!このイベントでは、新入生数名、在学生、そして教員がグループを組み、キャンパスの各所に関連するクイズを解きながら散策しました。

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます!